まずは正しい言葉遣いから

看護師も言葉の使い方について学びましょう

自主的に勉強する姿勢が大切

社会人には、大人としてふさわしい言葉のマナーが求められます。看護師もまた、職場での言葉遣いが厳しくチェックされるようです。しかし、社会人になったばかりの人は、正しい言葉遣いにまだ慣れていません。自身では正しい言葉遣いをしているつもりでも、言葉のマナーが身についている人が聞くと、恥ずかしいと思えるような言葉遣いをしていることがよくあります。
周りに間違いを指摘してくれる親切な人がいれば、まだ幸いです。しかし、間違いを指摘されないまま間違った言葉を使い続けているケースは、意外と多くあります。このような失敗をなくすためにも、正しい言葉が使えていると過信しないことです。正しい言葉遣いができているかどうか、自分でチェックしてみましょう。
新人看護師の頃は、職場の先輩に相談すれば言葉遣いについて指導が受けられます。あるいはマナー教室に通い、言葉の使い方を一から勉強する方法もあるのです。改めて勉強してみると、はじめて知るような言葉遣いも多くあります。加えて、知識として身につけた正しい言葉は、積極的に使うよう心掛けるのが必要です。正しい言葉遣いというのは、理解しただけでは定着しません。普段から正しい言葉遣いを意識しつつ、覚えた言葉を使い続けるのが肝心といえます。
言葉遣いに自信のない新人看護師も、いずれは後輩へ指導する立場に立たなければなりません。その時に備えて、正しい言葉遣いを学ぶ姿勢は大切です。